今年のブレゲは、この重要なモデルに新たなデザインを施した「クラシック オーラ・ムンディ 5727」を発表します。2016年の新作では、世界地図を描いた以前のダイヤルに代わり、ゴールドのプレートに完全な手作業で「クル・ド・パリ」の模様を彫った、シルバー仕上げのダイヤルが配されています。3時と4時の間に置かれた24時間表示も、模様が異なる二つのギヨシェ彫りによって装飾されています。その上部は“フラメ”のモチーフで強調され、BREGUETの文字が刻まれています。下部は“パニエ”のモチーフで飾られ、時計のシリアルナンバーが記されています。時間と分は有名なブレゲ針で示され、これらは“サーキュラー・サテン”仕上げが施されたチャプターリングに印字されたローマ数字に沿って移動します。この「クラシック オーラ・ムンディ」は時針と分針のみで、GMTやデュアルタイムウォッチのようなサブ・ダイヤルはいっさいありません。時針と分針は、ダイヤルの下に置かれた機械的なメモリー装置と連携して、二つのタイムゾーンを常に表示できるようになっているのです。そのため、現在住んでいる場所の時刻や、世界の他の地域の時刻に合わせることができ、任意の操作でいずれの表示も可能になります。