
ドイツ・ハンブルグにて1906年に創業された筆記具の名門メーカー「モンブラン」。今では完全に時計メーカーとしての地位を確立した。 スイス時計産業の中心地ル・ロックルの瀟洒なシャトーを改装した自社工房では、自社ムーブメントの研究開発を一歩一歩着実に進めている。 2012年は新しい自社製ムーブメントとして、自動巻き式のCal.MB R210をリリース。これは人気のクロノグラフ・コレクション「ニコラ・リューセック」に搭載するために開発しており、ホームタイム表示をディスク式に変更することで、派手さはないが着実な進化を遂げた。